大事件❗
皆様こんばんは‼️
情熱のコンシェルジュです‼️
今日もブログを読んでくださり
ありがとうございます‼️
前回の続きですが
そう、大事件が起きました‼️
倒産です。
僕たちの会社ではなくて今まで沢山の
仕事を貰っていた、元請け会社が倒産です。
原因はメインバンクの貸渋りでした。
不渡り手形を出してしまった為です。
建築会社はほとんどの会社が
自己資金だけでは経営ができないので
金融機関から借り入れをして仕事を
しています。
理由は住宅を建築するにあたり、お客様からの
集金方法が工事の進捗状況によって
出来高払いになっているからです。
流れとしてはお客様が建築会社と契約するとき
請負契約という形式がほとんどです。
建て売り住宅を契約するときは出来上がった
建物を買うのでその時は
売買契約。
注文住宅を買うには契約するときにはまだ
建物が完成していない状態で契約を交わすので
工事をすることを約束する契約。
ということで
工事請負契約。
という契約をします。
建物が完成してから一度で建物の代金を
支払って頂くことは建築会社にとって大変です。
なぜかというと、建物が完成するまで
3~6ヵ月位かかりますがこの間建築会社は
下請け業者に仕事が終わったらお金を
払わなくてはいけません。
工事が完成したときにまとめて払うことは
下請け会社からしたら死活問題なので
お客様からの工事の進捗状況によって
お金をお支払いしてもらいます。
おおまかにいうと
契約金。 10%位
着工金。 20%位(払わなくて良い会社も多い)
上棟金。 40%位
最終金。 30%位
このように段階的に支払っていきます。
ですから建築会社は金融機関から
融資を受けて立て替えます。
ですから金融機関とは切っても
切れない関係なのです。
ただ例外もあります。
ここでは詳しく話しませんが、金融機関と
付き合わないで100%自己資金で経営を
している会社もあります。
少し脱線しましたが、建築会社は金融機関に
見放されたら倒産してしまうのです。
しかし今回元請け会社が倒産したのは
経営状況が悪化していないのに見放されて
しまったのです。
当時このような事が社会問題になりました。
倒産した会社の株主総会、
業者説明会に行きました。
社長、役員、社員の皆様は本当に苦しそう
でしたし、僕達下請けも大きな被害を受けました。
僕達は2000万円の被害でした。
この金額は小さな家族経営の僕達には
天文学的な数字です。
しかし一番の被害者は夢のマイホームを
建築会社に託したお客様です。
お客様のショックは図り知れません。
この時の大事件で学んだことは
いくら良い建物を建てても会社が
失くなってしまってはお客様にとって
裏切り者になってしまうこと。
という事でした。
今後の僕の人生で大きな事を教えてくれた
事件でした。
代償は大きく僕は親父との経営を断念
するしかありませんでした。
この続きは次回のブログで書きますね。
今日もブログを読んでくださり
本当にありがとうございました‼️