住宅営業の仕事。
皆様こんばんは‼️
情熱のコンシェルジュです‼️
今回は僕が始めて住宅営業を始めたとき
の話をさせて頂きます。
皆様は住宅営業と聞いてどのような姿を
想像されますか?
僕は建築業界が長いですが、現場経験が
長くて営業は未知の世界でした。
僕の住宅営業のイメージは朝から晩まで
お客様の所を走り回って、家の事は営業さんに
聞けば何でも答えてくれる家造りのプロだ‼️
って思っていました。
だから住宅営業をするとなると凄く大変な
イメージがありました。
営業としての初出勤の日の緊張は今でも
覚えています。
初出勤して驚いたのが朝礼でした。
まるで軍隊のようにみんなで気合いの
入ったラジオ体操‼️
そのあとに社訓の唱和‼️
これも凄い気合いです。
それから日替わりの朝礼司会者からの
1分間スピーチ。
面白くなかったりためにならなかったら
店長から駄目出しのやり直し(泣)
凄く恐かったです。
そのあとは営業ミーティングで売り上げ予定の
チェックがあり班長が集まり店長に報告を
別室で怒鳴られながら始まりました😓
恐かった~(笑)
そのあと担当営業エリアというのがあるのですが
地図が張り出されていてここからここまでは
Aさんのエリア、Bさんのエリアと決まっており
担当エリアに飛び込み営業ということを平日の
昼はやっていました。
僕も班長とその班員で一緒にエリアに向かって
飛び込み営業を、教わり飛び込みをしました。
初日はひたすら飛び込みをして自分を覚えて
もらい、名刺を配りまくりました。
初日は緊張のためあっという間に終わりました。
翌日同じように朝礼をした後飛び込み営業に
みんなで向かいました。
しかし昨日と違うことがありました。
みんなで向かった先が何故か
パチンコ屋さんだったのです。
⁉️ ⁉️ ⁉️ ‼️
先輩から言われた言葉が
『昨日は初日だったから飛び込み真面目に
やったけどいつもはここだよ~』
みんなでパチンコをすることになりました。
僕も付き合いましたがすぐにお金がなくなりました。
車の中で先輩達のパチンコが終わるのを
待っていました。
かなりのショックでした。僕のイメージとは
あまりに、かけ離れていました。
ただ毎日こんなことをしているわけでは
ありません。(当然ですよね。)
住宅営業にとって稼ぎ時は週末です。
僕がいたハウスメーカーは住宅展示場に
出店していました。
皆様は住宅展示場に行ったことはありますか?
何10社というハウスメーカーが豪華絢爛な
外観と装飾をして家造りを考えているお客様を
を呼び込んでいますよね。
イベントも沢山やっていて、子ども向けに
昔でいうと仮面ライダーショーのようなことを
これでもか‼️というほどやって集客を
していますよね。
出店費用は数千万円です。
それほどの経費をかけても住宅は利益が
おそらしく高いので出店できるのです。
初めて展示場に行った時、店長に
『この一枚のお客様が書いたアンケート
いくらだと思う?○○万円だぞ‼️だから
大切にしろよ‼️』
そう言われました。
この時思ったのは
そんなに経費をかけないとお客様集められないんだ。
そう思いました。
でも今も当時もやはり家造りをされる方は
ほとんどの方が住宅総合展示場に行きますよね。
だから各ハウスメーカーさんはいかに展示場に
来てもらおうかと社運をかけて派手なTVCM
を流したり折り込みチラシを打ったりしますよね。
それだけやっても平日はほとんど来場される
お客様は居なくて、週末でだいたい5~7組ほど
10組を越えたら大成功でした‼️
でもその中で真剣に家造りを考えている人は
半分も居ません。3割位でした。
だからお客様の取り合いも凄まじかったです。
これはもう時効だし今はほとんどやっていない
と思いますが、犯罪ではないか?
ということをしていました。
何かというと
『ナンバーチェック』
です。
何かというと、自社の展示場に来店される
お客様には数に限りがあるので
来場したお客様の車のナンバーをチェックして
後日、陸運に行って住所を調べて
突撃飛び込み営業をするのです‼️
恐い😓
そこまでやっていました。
今は陸運で住所を調べることが大変だから
やっていないと思いますがー
当時は当たり前でした。
ナンバーチェックをして話ができた方の
成約率は高かったです。
そんなことをしてなんとか仕事にも慣れていき
僕にも御縁がありようやく初契約を
頂くことができました‼️
2ヶ月目の事でした。
凄く嬉しかったです‼️
K様は公務員で建築予定地は親の敷地で
同じ敷地に親世帯が建っていてそこに
建築したいと相談されました。
奥様は僕がいた会社の商品のデザインが
気に入っていましたが、御主人様、その
御両親は違うハウスメーカーが好きで奥様に
連れられてイヤイヤ来場されたお客様でした。
他社でほとんど話が決まっていたので
僕達とは一緒に家造りはできないかな~と
先輩は見ていましたが、奥様が
気に入ってくれていたので、その想いにまずは
全力で応えなきゃ‼️
そう思い、すぐ土地を調べて間取りを書いて
提案させて頂こう‼️と思い役所で土地を
調べましたが、まさかの事が分かりました。
お客様の御希望の土地には新しく家を建てることが
できなかったのです。
でも他社は契約寸前で話が決まっていると
聞いたしな~何でだろう⁉️
でも僕が調べた結果は建築できないので
お客様に報告すると驚かれていました。
お客様の建築希望地は農地で建築用件を
満たしていなかったのです。
皆様も気を付けてくださいね。
農地には建築できる土地とできない土地が
あるので。
この事を契約寸前のハウスメーカーに
お客様が確認した所、そこまで
詳しく調べていなかったようです。
このことがきっかけで当初は御主人様、その
御両親は僕の事は信用してなかったですが
一気に信頼を得ることができ、お父様が
持っていた別の土地での提案をして
ご納得して家造りを任せていただけことに
なりました‼️凄く嬉しかったし
自信になりました。
後から聞いた話ですが契約寸前まで行っていた
ハウスメーカーさんは決算が近いので契約を
焦っていたようです。
決算なんてお客様には関係無い話なのに
残念ですね。
皆様も気を付けてくださいね。
とかく家造りは住宅会社の都合になりがちなので。
今日も少し長くなったので続きは次回
書きますね。
今日もブログを読んでくださり
本当にありがとうございました‼️