script data-ad-client="ca-pub-6361405346902957" async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js">

情熱のコンシェルジュブログ

元大工で設計士、現場監督、住宅営業の家造り日記です🎵家造りで迷走している方、これから家造りを始める方の参考になれたら嬉しいです🎵

100万円の為に。その1

皆様こんばんは‼️

情熱のコンシェルジュです‼️

 

 

今日のブログのタイトルは

 

『100万円の為に。その1』

 

です。

100万円の為にまたまた事件が起こりました。

 

 

僕の仕事、住宅営業を始めて2ヶ月目のことです。

やっと初契約を頂くことができて、

そのあと直ぐ幸運にも2件目のご契約を

頂くことができました。

本当に運が良かったです。

そして3ヶ月目にもご契約のご意向を

頂いてお話を進めようとしたとき

事件が起きました。

 

そのお客様のK様はまだ24歳。

御主人様は運送業をされていて奥様は

スーパーでパートをされていてお子様は

2歳の可愛い女の子の3人家族で当時は

アパートに暮らしていました。

初めてお会いしたときはまだまだ家造りは

具体的に考えていなくて、

 

『僕達には家造りなんて夢のまた夢だよ~』

 

そのようなお気持ちでした。

お金も貯金し始めたばかりということでした。

アパートの家賃が70,000円程でした。

結構高いなぁ~と思いました。

K様の人生設計を伺ったり、夢を伺ったり

させていただきました。

最初は家造りなんて夢のまた夢だよ~

と言っていましたが夢のまた夢ではなくて

叶えたい夢だと分かりました。

だって24歳でお子様も居て家計も大変なのに

家造りのお金を貯めませんよね。

よく伺うと御夫婦ともご実家が賃貸住宅で

持ち家では無かったのです。

だから子どもの頃から何時かは

自分の家を建てたいなぁ~ということが

御夫婦共通の夢だったそうです。

その夢を他人の僕にも照れ臭そうに

恥ずかしながら話してくれて

僕は涙が出そうになりました‼️

 

『K様の夢を叶えたい‼️』

 

強く思いました。

家造りで最初にすることは何だと思われますか?

よくあるのが展示場に行ったり、土地を探すために

不動産屋に行ったりする方が多いですが

一番最初にすることは

 

『家族の家造りの想いを語り合って

意思統一をする。』

 

ということがとても大事だと思います。

お客様とお話をしていて上手くいかない

お客様はよく僕の前で夫婦喧嘩を始める方が

多かったです。

御互いここはこうでしょう~

当たり前だよな~

と思っていることが意思統一をしっかり

していないので意見が食い違って喧嘩に

なってしまうのです。

こうなってしまうと家造りどころでは

ないですよね。

意思統一ができたら次に大切なことは

信頼できて何でも本音で話し合える

パートナーを見つけることです。

家造りは形のないもので分からないことだらけで

人生で一番高い買い物です。

心の中を何でもさらけ出しあえる中でないと

とても上手く納得のいくものにはなりません。

パートナー探しという言葉を使ったのは

実は結婚相手探しにとてもよく似ているから

この言葉を使いました。

皆様住宅会社探し、担当営業探しは結婚相手を

探すイメージで探してみてください‼️

少し脱線しましたが、K様はこの2つの大切な

ハードルをクリアしたので僕のヤル気スイッチが

バチ‼️と入りました。

プロポーズするように僕からK様に

『僕にK様の家造り任せていただけますか?』

とお話をしたら御夫婦で快諾を頂きました。

そうなったらまずは資金計画を希望の土地、

間取りを直ぐ作りながら見積もりをして

金融機関との金利交渉等をして具体的に

していきました。

御夫婦の御両親とも仲良くさせていただき

いつしか打ち合わせには御両親も加わって

大人数での打ち合わせになり楽しかったです🎵

さらに具体化するためには御契約が必要なので

御契約の手続きのお話をすることにしました。

ここで僕にとっては大したことないかな?

と思ったことが事件に繋がってしまいました。

K様の自己資金ですが御夫婦で貯金した50万円と

お互いのの御両親から100万円ずつ、合わせて

250万円で資金計画を組んでいました。

しかし契約には契約金が必要で会社の決まりでは

100万円を頂く決まりになっていたのです。

僕は御両親から契約金を先にお子様に渡して

御支払できるか伺ったのですが、ご都合が

あった今すぐではなくて1ヶ月後と2ヶ月後に

用意できるということでした。

仕方がないので、契約金を50万円にして

書類を作ればいいと思い、契約日程を決めて

打ち合わせを終えました。

その話を店長にしたら顔色が変わりました。

 

『契約金50じゃ意味ねーよ。』

 

⁉️   ⁉️   ⁉️   

 

意味が分かりませんでした。

店長が言うには契約は50万円でも

できるけど支店の成績、僕の個人成績にも

ならないで実績数字の計上にならない。

ということで意味がないということでした。

この会社は売上至上主義。

軍隊のようで売上が上がる人は神様

上がらない人はゴミ。

そんな会社でした。

さらにタイミングが悪くて僕がK様との契約が

成立すると入社して3ヶ月で3件の契約は

新人賞として表彰されるということでした。

さらに僕の契約が入ることで支店の売上順位が

一つ上がるそうでした。

でもK様は今すぐは契約金は準備できないという

事情は変わりませんでした。

店長に話してなんとか分かったいただき

その日は帰りました。

翌日出勤すると事件は起きたのです‼️

 

 

 

また長くなってしまったのでこの続きは

明日書きますね。

今日もブログを読んでくださり

本当にありがとうございました‼️